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2020.01.16 コラム木製エクステリア

【ウッドデッキ】どの木材がいいの?樹種別の特徴10選!

 

 

 

 

 

  前回の記事は こちら

 【ウッドデッキ】天然木?人口木?木材選び5つのポイント!

 

 前回はウッドデッキを作ろうと考えられている方、まずは何をしたらいいのかわからないという方に向けて、材料選びまでのポイントをお話ししました。ウッドデッキをどのような目的で・どのくらいの期間 使用するのかが木材選びの大きなポイントになります。

 今回はデッキ材に使われる代表的なハードウッド・ソフトウッド・防腐注入材の樹種について説明していきます。

 

 

 

ハードウッド

 

 ハードウッドとは広葉樹から作られており、日本では堅木・硬木(かたぎ)と呼ばれています。密度が高いため重く 名前の通り硬い木材になります。 ハードウッドについて

 一般的にデッキによく使われる木材には、イペ・ウリン・イタウバ・セランガンバツ などがあります。

それぞれの木材の特徴を見ていきましょう。

 

イペ

 

耐用年数

25年以上

赤系・黄系・緑系、薄い色~濃い色まで幅広い

価格

ハードウッドの中でも特に高価

耐久性

腐りにくい

加工性

加工しづらい

防蟻性

シロアリに強い

特徴

 イペは湿気に強く、割れ・反りも少なく、防腐・防蟻効果があり、高級エクステリア材として認知されてきました。ノーメンテナンスのデッキ材です。油分が少ないので乾燥すると割れやすくなりますが、こちらはワックスをかけることで予防できます。

樹液がほとんど出ないので、デッキ下部を汚す心配もあまりないでしょう。

 密度の高い木材なので、硬く加工しづらいためDIY初心者などには向きません。DIYされる場合は、手ノコではカットできません。電動ノコギリでゆっくりとカットしましょう。ビス打ち前に下穴をあける必要があります。また、イペに含まれるラバコールという成分には防腐・防蟻効果があるのですが、稀にアレルギー反応を起こすことがありますので施工の際はマスクを着用しましょう。

 

ウリン

 

耐用年数

25年以上

赤茶系、色のばらつきが少ない

価格

イペよりも安いが高価

耐久性

腐りにくい

加工性

加工しづらい

防蟻性

シロアリに強い

特徴

 別名「アイアンウッド」鉄の木と呼ばれるほど強度があり、100年腐らないとも言われる木材です。湿気や海水に強く、ねじれ・反りが少なく、防腐・防蟻効果もあります。ノーメンテナンスのデッキ材ですが、供給が不安定で高騰傾向にあります。

 無塗装の場合、施工から数か月間は木に含まれるポリフェノールが雨水などによって染み出し、デッキ下部を汚す恐れがあります。汚れは家庭用ハイターで落ちますが、隣家や車への影響を考慮しましょう。

 密度の高い木材なので、硬く加工しづらいためDIY初心者などには向きません。DIYされる場合は、手ノコではカットできません。電動ノコギリでゆっくりとカットしましょう。ビス打ち前に下穴をあける必要があります。

 

イタウバ

 

耐用年数

20年以上

黄系、色のばらつきがある

価格

ハードウッドの中では比較的安価

耐久性

腐りにくい

加工性

ハードウッドの中では比較的加工しやすい

防蟻

シロアリに強い

特徴

 油分が多く表面が滑らかな木材です。曲げ強度が強いため折れにくく、反りやささくれが少ないので裸足でデッキを使われる場合やお子様・ペットのいる場合にも安心です。油分が原因のシミ・斑点が出ることがありますが、数か月ほどで落ち着きます。

 耐久性はありますが、ハードウッドの中では比較的柔らかいためイペやウリンと比べると価格も抑えられ、代替品として人気があります。

 ハードウッドの中では柔らかいので加工はしやすい方ですが、DIYされる場合は、電動ノコギリでゆっくりとカットしましょう。ビス打ち前に下穴をあける必要があります。

 

セランガンバツ

 

耐用年数

20年以上

黄褐色、色のばらつきが少ない

価格

ハードウッドの中では比較的安価

耐久性

腐りにくい

加工性

ハードウッドの中では比較的加工しやすい

防蟻性

シロアリに強い

特徴

 節がほとんどないですが、ねじれや反りは多少あります。木肌にはざらつきがあり、ささくれしやすいので裸足でデッキを使われる場合には向きません。

 耐久性はありますが、ハードウッドの中では比較的柔らかいためイペやウリンと比べると価格も抑えられ、代替品として人気があります。ピンホールと呼ばれる小さな虫食いがありますが、これによる虫害の心配はありません。

 ハードウッドの中では柔らかいので加工はしやすい方ですが、DIYされる場合は、電動ノコギリでゆっくりとカットしましょう。ビス打ち前に下穴をあける必要があります。

 

 

ソフトウッド

 

 ソフトウッドとは針葉樹から作られており、日本では軟木(やわき)と呼ばれています。密度が低いため軽く 名前の通り柔らかい木材になります。 ソフトウッドについて

 一般的にデッキによく使われる木材には、レッドシダー・サイプレス・SPF などがあります。

それぞれの木材の特徴を見ていきましょう。

 

レッドシダー

 

耐用年数

10年以上

赤系、色のばらつきがある

価格

安価

耐久性

腐りにくい

加工性

加工しやすい

防蟻性

シロアリに強い

特徴

 レッドシダーは昔からデッキ材に使われる歴史の長い木材です。耐久性はハードウッドと比べると劣りますが、腐りにくい・シロアリに強い・軽い・コスパが良い・材質が均一で加工しやすい ので、DIYをされる方に人気です。独特の甘い香りがあります。

 柔らかいので傷はつきやすいですが、反り・曲がり・割れが少なく、ささくれも少ないので裸足でデッキを使われる場合やお子様・ペットのいる場合にも安心です。

 レッドシダーに含まれるツヤプリシンという成分に防腐・防蟻効果があるので、防腐・防蟻塗装はしなくても大丈夫なのですが、メンテナンスによりデッキをさらに長持ちさせることが出来ますのでおすすめします。稀にツヤプリシンによるアレルギー反応を起こすことがありますので、施工の際はマスクを着用しましょう。

 

サイプレス

 

耐用年数

15年以上

黄褐色、色のばらつきがある

価格

安価

耐久性

腐りにくい

加工性

加工しやすい

防蟻性

シロアリに強い

特徴

 サイプレスは針葉樹ですが、密度が高く耐久性が高いことからハードウッドと紹介されることが多い木材です。ソフトウッドの中ではトップクラスの耐久性で「世界一シロアリに強い木」とも言われています。サイプレスの心材(赤身)は強いのですが、辺材(白太)は弱いので注意しましょう。

 日本では「豪州産ヒノキ」と呼ばれますが、日本のヒノキよりも強度・耐久性に優れています。香りも特徴的でとても良い香りがします。

 節が多く、割れ・ささくれが出やすいので裸足でデッキを使われる場合には向きません。

 ハードウッドより加工しやすいですが、DIYされる場合は、電動ノコギリでゆっくりとカットしましょう。ビス打ち前に下穴をあける必要があります。

 

SPF

 

耐用年数

3年~5年

白~黄白色

価格

ソフトウッドの中でも安価

耐久性

低い

加工性

加工しやすい

防蟻性

シロアリに弱い

特徴

 SPFとはスプルース(トウヒ)・パイン(マツ)・ファー(モミ)の混合材のことを言います。ほとんどのホームセンターに置かれ、DIYによく使われますが、屋外や長期の利用には向きません。価格は安いのですが、成長速度の速い木は密度が低いので耐久性が低く、虫にも弱いためです。

 デッキ材に使われる場合には、防腐・防蟻塗装をきちんとして、毎年の塗装メンテナンスが必須になります。年に1度の3度塗りの防腐・防蟻塗装によって10年以上デッキがもったという方もいらっしゃいます。

 

 

防腐注入材

 

 防腐注入材とは、乾燥させた木にJIS・JAS規定の加圧注入処理を施して防腐剤・防蟻剤(木材保存剤)を浸透させた木材のことを言います。防腐注入材であるということだけでなく、薬剤の濃度により耐久性が変わってきます。注入させる薬剤には、健康面・環境面で安全とされるJIS・JAS規定のCUAZ・ACQ・SAACといったものが使われています。 防腐注入材について

 一般的にデッキによく使われる木材には、スギ・ヒノキ・SPFがあります。

 それでは、それぞれの木材の特徴を見ていきましょう。

 

防腐注入材 スギ

 

耐用年数

10年以上

CUAZ・ACQ剤は青緑色、SAACは木材本来の淡い赤系~黒褐色まで幅広い

価格

安価

耐久性

腐りにくい

加工性

加工しやすい

防蟻性

シロアリに強い

特徴

 スギは日本の固有種で全国各地で植林される最もポピュラーな木材です。防腐・防蟻薬剤を加圧注入したことにより耐久性が格段に上がりました。コストパフォーマンスが良く、加工しやすいためDIYにも適しています。

 心材(赤身)と辺材(白太)の色味がはっきりしているなど、色のばらつきはありますが、コストパフォーマンスが良く調湿性にも優れています。

 2020年東京オリンピックを控え、新国立競技場にも防腐注入材のスギが使用されています。国産材を使うことで、土砂崩れなどの災害対策やエネルギー削減にも繋がります。

 

防腐注入材 ヒノキ

 

耐用年数

10年以上

CUAZ・ACQ剤は青緑色、SAACは木材本来の淡い黄系

価格

安価

耐久性

腐りにくい

加工性

加工しやすい

防蟻性

シロアリに強い

特徴

 ヒノキは加工性・保存性に優れ国産材の王様とされてきた木材です。スギよりも成長が遅く年輪の幅が狭くなっていますが、ばらつきは少ないです。反りや狂いも少なく、水に強いことと良い香りが特徴でもあります。

 心材(赤身)はもともと高耐久なのですが、防腐・防蟻薬剤を加圧注入したことにより辺材(白太)の耐久性が格段に上がりました。加工しやすいためDIYにも適しています。

 国産材を使うことで、土砂崩れなどの災害対策やエネルギー削減にも繋がります。

 

防腐注入材 SPF

 

耐用年数

5年以上

CUAZ・ACQ剤は青緑色、SAACは木材本来の白~黄白色

価格

安価

耐久性

腐りにくい

加工性

加工しやすい

防蟻性

シロアリに強い

特徴

 ソフトウッドのところでお話ししましたが、SPFはそのままではデッキ材としては向きません。使用できないことはありませんが、こまめなメンテナンスをしないとせっかく作ったデッキが腐ったり、シロアリの食害に遭ったりと悲しい結末が待っています。

 そこでデッキ材にSPFを使うのであれば、防腐・防蟻薬剤を注入したものを選びましょう。

 ただ、ホームセンターで販売されている防腐注入材SPFは、薬剤の濃度がJAS規定のK3(雨風にさらされる状況には向かない)以下のものになりますので、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

 

 

まとめ

 

 樹種の特徴を見ていくと分かる通り

 

耐用年数・色・価格・耐久性・加工性・防蟻性など、すべてにおいて完璧な木材はありません!

 

ウッドデッキの目的・使用期間・予算・DIYをするのか・メンテナンスを出来るのかなど、ご自身の希望に1番近い木材選びをしましょう!

 

 

 今回紹介した以外にもウッドデッキで使われる木材は多くあります。

失敗しないウッドデッキ作りのためにもしっかりと計画を立て、ベストな木材選びをしてくださいね(^^)!

 

 

 

 

 

 テオリアランバーテックでは、自社工場で加圧注入した信州産杉の防腐・防蟻 注入材でウッドデッキを施工させていただいております。

 野外での杭打ち実験で、30年以上腐れ・シロアリ被害のないことが実証されているACQ注入材のTEORIA WOOD(テオリアウッド)。自社施工はもちろんですがデッキ材の部材販売も行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にテオリアランバーテックまでお問い合わせくださいませ!(^^)/

 

 

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執筆者

 

Ikeda

 

 エクステリア・シロアリ・断熱について勉強中。

『腐らない!』『シロアリに喰われない!』と『木の温もりを感じられる♪』を叶えるTEORIA WOODをもっともっと広めたい!

 木製エクステリア情報を主に発信していきます!

 

 

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